食事の基本事項

犬の食性

犬は本来肉食ですが、人間と暮らしていくうちに雑食になってしまいました。

犬の食事についての考え方は基本的には人間と一緒です。ただ犬の発育が人間より短期間であることと、本来肉食であること、塩分控えめを考慮することは必要です。

また離乳期に食べたものを、食べ物として認識する習性があるので、将来的にドックフードを食べさせるつもりならば、離乳期のうちからドックフードを食べさせたほうが成犬になってからも楽です。

以前は犬のエサというと、人間の食べ残したご飯に味噌汁、魚の骨などが主で、必要な栄養が十分取れずあまり長生きしませんでした。

しかし最近は、飼い主が十分な食事を与えるので、犬の寿命はずいぶんのびています。

ただ、十分な食事を与えるだけでなく、栄養のバランスを考えて、できる限り犬の本来もっている食性を生かした食事を与えましょう。

犬の場合も人間と同じように、むしろ粗食で、適度な運動をしたほうが、肥満や成人病にならずに健康で長生きできると言われています。

ドックフードか手作りか

大切な愛犬の食事ですから、手間ひまかけて作ってやりたいというのが人情です。 しかし、犬に必要な栄養、特に必須アミノ酸やビタミンなどをきちんととらせるのは、なかなか難しいことです。

逆にドックフードは、ほぼ完璧に栄養素をそろえて作ったもので、しかも手間がかからず大変便利です。

今のドックフードは、味や食感もよくなっておりタイプも様々な物がでているので、犬種によって選ぶこともできます。

手作りのエサと混ぜて与える方法もありますが、高品質の物はそれだけで十分です。経済的な問題がなければ、栄養のバランス面からもドックフードをお勧めします。

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