ドックフードの種類・特徴
犬の食事は、たんぱく質や脂肪を動物性のものでとるのが理想です。
ドックフードは栄養のバランスが、多くのデータをもとに計算され、作られているため理想的で、手間の面でも便利です。
ドックフードの種類
ドックフードには、ドライ(水分10%程度)、モイスト(水分25%前後)、ウェット(水分75%程度)、缶詰(水分量60~78%)などのタイプがあり、それぞれの特徴に応じて、愛犬に合う物を選べるようになっています。
ドックフードの特徴
・ドライタイプ
水分が少なく栄養バランスが最も良いことと、経済的で保存性が高い。また、固いので成長期の犬の歯をきたえる。
離乳期には牛乳などで柔らかくして与えられるなど応用範囲が広いのがドライタイプの特徴です。
・モイストタイプ
食感が優れていて、犬の食いつきがよい。また、持ち運びに便利なところがモイストタイプの利点です。
ただ、保存性が悪いので、開封後は早めに与えなければならないのが欠点です。
・ウェットタイプ
ウェットタイプは、モイストタイプと同じく、犬の食いつきはよいが、保存期間が短いというのが特徴です。
モイストタイプよりも水分が多いぶん、より生感覚で食べることができ、最も犬に人気のあるタイプです。
・缶詰タイプ
缶詰の場合は水分量は様々ですが、栄養的には少し劣ります。できれば手づくりの食物や他のフードと組み合わせて使うことをおすすめします。
どのタイプのものを買う場合にも、添加物が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
手づくりの場合の注意点
普段ドックフードをメインに与えていても、たまに人間と同じものを与えたり、手づくりの食物とドックフードと組み合わせて使うこともあるでしょう。
そのときに注意しなければならないことが、いくつかあります。
・冷蔵庫から出したばかりの冷たいものや、熱いものを冷まさずにそのまま与えないこと。
・魚類は油分の少ないもので、必ず火を通しましょう。
・水は常に新鮮なものを与えましょう。