緊急時の応急手当
事故にあった場合
交通事故は、骨折や内臓破裂、さらに出血など、様々な状況が考えられるので、あまり動かしてはいけません。
ショック状態で失神しているときは、顔を手で叩いたりして意識を回復させます。また、呼吸がしやすいように、顔を横に向けて舌を引き出しておきます。
骨折した場合
骨折した部分に副え木をあてて、包帯やタオルでしばり、それから病院へ連れて行きます。
痛がってどうしても触らせないときは、そのままで良いのですぐに病院に連れて行きます。
噛まれた
犬どうしのけんかでかまれた場合、たいていは自然に治りますが、消毒液などを塗っておけばよいでしょう。
出血がひどい場合は、感染症の心配もあるので獣医さんに相談しましょう。
日射病でたおれた
急いで水をかけるか、水につけます。それから涼しいところに寝かせ、水に濡らしたタオルを体にかけたり、扇風機で風を送ったりして体を冷やしてあげます。
けいれんを起こした
けいれんや、ひきつけを起こしたら、体をぶつけたり舌を噛んだりしないように、やさしく包み込むようにしてあげます。
決して押さえつけたりしてはいけません。すぐに病院へ連れて行きましょう。
異物を飲み込んだ
犬には、口にしたものを反射的に飲み込む習性があります。場合によっては、腸閉塞を起こしたり、腸壁を破って大出血を起こします。
犬がぐったりして、食欲がなく、腹痛を訴えるような感じのときは、獣医さんに相談し、早めに処置をしなくてはなりません。
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