食事の注意事項

病気の時の食事

食欲がない、嘔吐、下痢、便秘などは、犬の体調が悪いことを教えるサインです。

ただし、このような症状があっても元気があるようなら大丈夫、しばらく様子を見ましょう。ぐったりしているようなら危険信号です。

食事の注意

下痢や嘔吐が続くときはまず獣医さんにみてもらいましょう。

食べ過ぎや、軽い消化不良なら1日食事を与えず、新鮮な水を与えるだけで治る事がよくありますが、吐いた場合は水を飲んでよい場合と、水を飲むことで更に吐くこともあるので注意が必要です。

食道炎や腸炎は、拾い食いで異物を飲み込んだことが原因で起こることが多いので、普段からのしつけが大切です。

処方食

犬は病気によって、与えてはいけない栄養素、与えなければいけない栄養素があります。いくら病院で治療しても、栄養の与え方を間違えると、治療が無駄になってしまいます。

犬が病気のときに役立つのが缶詰タイプの処方食。心臓病、腎臓病、肥満など色々な種類が揃っているので、獣医さんに相談して利用すると便利です。

与えるのは避けたい食物

骨類を食べ過ぎると便秘気味になります。様子をみながら、2~3日毎に与えるようにしましょう。

玉ねぎを食べ過ぎると、玉ねぎの中毒で尿が赤くなったり、体調を崩すことがあるので、気をつけましょう。

噛み砕くのが難しく、のどに詰まりやすい豆類や、消化しにくいコンニャク、竹の子、シイタケなどは、嘔吐の原因になります。

また、エビ、カニ、タコ、イカ、なども栄養価が低い上に消化しにくいため、嘔吐の原因になりますので避けたほうがよいでしょう。

ケーキなどの甘い菓子類は、歯槽膿漏の原因になります。

カレーやワサビなどの刺激物は、腎臓に負担をかけます。

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